オーストラリアのタイムゾーンとサマータイム

オーストラリアのタイムゾーンとサマータイム

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オーストラリアもうすぐサマータイムです。サマータイムに切り替わっていて、日本との打ち合わせの時間を間違えることがないように注意しましょう!

オーストラリアの時差についてタイムゾーン
  • ETA (東部標準時間)は日本より1時間早い(日本の時間+1時間)
  • ECTA (中部標準時間)は日本より30分早い(日本の時間+30分)
  • WTA (西部標準時間)は日本より30分遅い(日本の時間-1時間)
サマータイム

オーストラリアの夏はニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、タスマニア州でサマータイムが実施されます。

オーストラリアのタイムゾーン

日本の国土は南北には長いですが、東西には狭いため同じ日本の中で時差はありません。しかし、オーストラリアは国土は日本の21倍の面積があり、東の端から西の端まで4000キロメートルもの距離があるため、東部標準時(EST)、中部標準時(CST)、西部標準時(WST)の3つのタイムゾーンに分かれています。

各タイムゾーンに含まれる州と、日本との時差は次の表のとおりです。

タイムゾーン日本との時差正式名称
東部標準時間(EST)+1時間クイーンズランド
ニューサウスウェールズ
ビクトリア
タスマニア
中部標準時間(CST)+30分ノーザンテリトリー
南オーストラリア
西部標準時間(WST)-1時間西オーストラリア

州ごとに色分けして日本との時差を記載しました。赤の点線でオーストラリアを3つゾーンに分かれています。

オーストラリアのサマータイム

オーストラリアの夏はニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、タスマニア州でサマータイムが実施されます。

在日オーストラリア大使館のサイトから引用すると、オーストラリアのサマータイムの期間は次のように定義されています。

期間は通常 * 毎年10月第1日曜日から翌年4月の第1日曜日までで、 オーストラリアにとって夏であるこの期間には州によって時計の針を1時間進めるため注意が必要です。

在日オーストラリア大使館

ニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、タスマニア州では、2020年のサマータイムは10月4日(日曜日)午前2時に始まり、翌年2021年4月4日(日曜日)午前3時に終了します。

サマータイムは正式には、デイライト・セービング・タイム(DST)と呼ばれています。

デイライトセービングタイム(サマータイム)を実施する理由は、名前の通り「明るい時間をもっと有効に活用して、エコ活動に貢献しましょう!」ということです。

地理的なタイムゾーンが3つに分かれているうえに、サマータイムを導入している州としていない州があるので、サマータイムと合わせてタイムゾーンは5つになります。オーストラリアの時間は現地の人でもよく間違えます。

タイムゾーン日本との時差正式名称
東部標準時間(EST)+1時間クイーンズランド
東部標準時間(EDT)+2時間ニューサウスウェールズ
ビクトリア
タスマニア
中部標準時間(CST)+30分ノーザンテリトリー
中部標準時間(CDT)+1時間30分南オーストラリア
西部標準時間(WST)-1時間西オーストラリア

オーストラリアでサマータイムが実施されている間は次のように5つのゾーンに分かれます。

サマータイムが導入されている州は、ビクトリア州、タスマニア州、ニューサウスウェールズ州、サウスオーストラリア州といずれもオーストラリアの南側に位置する州です。ノーザンテリトリーとクイーンズランド州はサマータイムが導入されていません。赤道に近い北側の州は、南側の州ほど夏の時間が長くなるわけでもなく、サマータイムの恩恵を受けにくいからです。西オーストラリア州は例外で、2009年の州民投票で否決され、サマータイムの導入を見送られました。

まとめ

南極に近いビクトリア州のメルボルンやタスマニア州は、もともと夏は日が長いうえにサマータイムになるので9時半ごろまで明るかったりします。仕事が終わってからでもゴルフに行ったり釣りに行ったり夏を満喫できます。

オーストラリアはもうすぐサマータイムですが、夜が長くなったからといって遊びすぎないように体調管理には十分気をつけましょう!

くれぐれも一時間時計の針を進めるのを忘れて困ったことにならないように・・

2020年のサマータイムは10月4日(日曜日)午前2時に始まります!

【おまけ】Windows10標準アプリ『アラーム&クロック』が意外と便利!

【おまけ】Windows10標準アプリ『アラーム&クロック』が意外と便利!

Windows10に標準搭載されているアプリ「アラーム & クロック」には、アラーム・時計・タイマー・ストップウォッチの4つの機能が搭載されています。

このアプリはデスクトップに固定することができますので、海外の人とお仕事をしている人はとても便利な機能です。ここでは、世界時計の機能を紹介します。

「場所の追加」で世界の各都市の時刻を追加

ローカル時間には現在Windowsに設定している地域のローカル日時が表示されます。

時計機能では、任意の場所の日時を画面に追加表示することができます。

場所を追加するには、右下の「+」をクリックして左上に表示される検索ボックスに都市名を入力します。すると選択可能な都市がリストアップされるので、そこから選択します。

都市名が表示されない場合は、国名を最初に入力すると選択可能な都市がリストアップされるので、近くの都市を選択します。

都市はいくつも登録できるので、日時が知りたい都市を登録しておけば、この画面を見るだけで登録した都市の現地時刻を確認できます。

時差の確認も簡単!

右下の「時差」をクリックすると、画面の下にスライダーが表示されます。このスライダーでローカル時刻を一時的に変更することができます。画面上に設定されている各都市の日時もそれに合わせて変わりますので、打ち合わせの時刻を設定するときになどに使える機能です。

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